「実力も運のうち 能力主義は正義か?」

マイケル・サンデルの「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を斜め読みで読んだ。やや面白かった。

金持ちの子がより高学歴金持ちになる社会。「45歳定年制」みたいなのばっか出てくる。そんな話ばっか。

「SATの成績は富に比例する」という格言が最高。

最後の解説で、著作の原題は「The Tyranny of Merit」であり、meriは能力ではなく功績、そして本書が問題としてる内容は「能力主義」ではなく「功績主義」だというのが良かった。能力ではなく功績を重んじるのはどこもまぁ同じだよなぁ。。。