メイク・マネー!―私は米国投資銀行のトレーダーだった

今は亡き米系投資銀行のひとつソロモン・ブラザーズに、新卒で入社した筆者が10年でセミリタイアするまでの軌跡を描いた本。

と書くと、なんとなく投資銀行業界のド派手なイメージを連想しそうになりますが、どちらかというと淡々とお金を儲ける話が続く、いまいちな内容でした。

投資銀行と言ってもワラントトレーダーの話で、手数料商売の奴隷バンカーの悲惨話とは違って、ヘッジファンドみたいな優雅な業務(?)でした。