「外資系金融の終わり」

人気ブロガー(?)藤沢数希さんの新著「外資系金融の終わり」を読んでみました。
面白かったと思います。
内容は、外資系投資銀行で働く人の実体と世界の金融情勢の解説で、どちらも判りやすく読めたと思います。
特に、巨大な金融機関が「暗黙の政府保証」という隠れ補助金を使って大儲けしてるのはフェアではないというのは、なるほどと思いました。
最近の著者は、人気ブロガーというよりかは経済系ライターな感じですが(ブログも宣伝ばっか)、恋愛と金融ネタを洒脱なタッチで書くのが相変わらず上手だなと思いました。
全然関係ないのですが、amazonのレビューが「著者より俺の方が知ってるぜ」的な偏屈なレビューばっかで、ステレオタイプな藤沢ファンって感じで香ばしかったです。
☆☆☆☆★