子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)posted with amazlet at 10.11.24
ちょっと前のネット書評界で話題になった「子どもの貧困」を読んでみました。
レポートを書くための参考書やデータ集としては役に立つ本だと思いましたが、読み物としての読みやすさや興味の深度的には、可もなく不可もなくって感じでした。
なんというか、本全体が基本かなり論文っぽい堅さなので、読み物として読んでると咀嚼しづらいというか、 腹に落ちてきづらいと思いました。
ただ、そもそもこの本の目的は「客観的なデータの提供」なので、その目的は十分達せられてると思いましたし、時折挟まれている「現場のエピソード」は、前のめりで読めました。
☆☆☆☆★(データ集として)
☆☆☆★★(読み物として)