「子どもの貧困」

ちょっと前のネット書評界で話題になった「子どもの貧困」を読んでみました。

レポートを書くための参考書やデータ集としては役に立つ本だと思いましたが、読み物としての読みやすさや興味の深度的には、可もなく不可もなくって感じでした。

なんというか、本全体が基本かなり論文っぽい堅さなので、読み物として読んでると咀嚼しづらいというか、 腹に落ちてきづらいと思いました。

ただ、そもそもこの本の目的は「客観的なデータの提供」なので、その目的は十分達せられてると思いましたし、時折挟まれている「現場のエピソード」は、前のめりで読めました。

☆☆☆☆★(データ集として)
☆☆☆★★(読み物として)