「カーズ」

PIXERの天才プロデューサー、ジョン・ラセターによる最新CGアニメ。

最初から最後まで非常に面白くて、大人も楽しめる傑作アニメでした。
ポイントはふたつあって、脚本とCGです。

脚本の方は、孤高の天才レーシングカー”マックイーン”が田舎町で人の温かみならぬ車の温かみに触れ、努力・友情・勝利、恋愛もちょっとあるよという、超王道をきっちり押さえていて、すごーく面白い。

そしてCG。
さすが世界最高のCGアニメスタジオだけあって、「ここまで動くのか。っていうかこれ写真?」っていう感動の連続。

日本語版を見たのですが、単なる吹き替えじゃなくて、アニメの中で重要な文字も日本語化していて、しかも日本語文字をCGにきちんと埋め込むという凝った仕様でした。

たぶん、こういうテンポのいい作品は日本語版の方が楽しめます。
字幕版と見比べてみたい。