「ドキュメント「シン・仮面ライダー」 ~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~」

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映画のメイキング「ドキュメント「シン・仮面ライダー」」を見た。面白かった。映画より面白かったかもしれない。。。みんなで一つの物を作り上げるプロセスはドラマ性が強い。

シン・仮面ライダー、GoProじゃなくてiPhoneだったのか。AppleのCMにそのまま使われそう。

にしても、庵野監督の映画作るスタッフは大変だなぁ。。。クリエイティブ現場というのはこういうもんなんだろうか。

マンダロリアンが、ずっと仮面付けたまま機械ボイスで主役を演じてるからなぁ、仮面ライダーも役者が演じるのは、現代映画なのかもな。

庵野監督は「意外性のない予定調和は面白くない」という思いが強い。

アクションシーンって過酷なんだなぁ。。。

仮面ライダーのドキュメンタリー、ポストプロダクションの編集やCGの話がはしょりすぎてる。庵野監督の地獄の編集追い込み作業が見たかった。

「黒石 新宿鮫Ⅻ」

「黒石 新宿鮫Ⅻ」を読んだ。面白かった。最後まで楽しく読めた。県警と警視庁の管轄の話や、警視庁でも所轄と本庁の違いとかをミステリ小説として丁寧に描いていて、楽しめた。

逆に、警察内部のイザコザが薄い、長い割に話に大きな盛り上がりがない、中国人組織「八石」の人物関係が複雑で覚えづらいなどが気になった。鮫島が無茶をしない、葛藤があまりないような気がした。

「コーダ あいのうた」

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映画「コーダ あいのうた」を見た。やや面白かった。アカデミー賞取った作品だし、、、ということで見てみたが、邦題がダサいのは置いておいて、前半は展開がベタであまり面白くない。

後半、兄貴と妹が言い合うシーンや、コンサートのシーンで音がなくなったところは良かった。最後の方でお父さんのために歌うシーンもいいシーンだったな。

ただ、最後まで見ても、良質な作品なんだろうけど、全体的に予想の範囲内のストーリーで意外性がない。予告編を2時間に延ばした感じの映画。

V先生はちょっと面白い。あとV先生の奥さん、24のニーナ・マイヤーズだったな。

「シン・仮面ライダー」

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映画「シン・仮面ライダー」を見た。やや面白かった。編集や画角、テンポはさすが庵野監督という感じで良かった。あと俳優もみんな演技が凄くて面白い。

逆に、シン・ゴジラのような盛り上がり(いわゆるカタルシス)が薄いかなぁと思った。掌編が続く感じだった。

同じダークヒーローのリメイク映画というと、ノーラン監督の「ダークナイト」みたいな大作感のある作りにすれば良かったような。。。と思った。

あとは、浜辺美波さんがお美しい、と言うのが印象的だった。

「13人の命」

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映画「13人の命」(原題:Thirteen Lives)を見た。めちゃくちゃ面白かった。タイの洞窟遭難事故を映画化したもので、142分と少し長めだが、余計なものは全部カットして、特に生徒側のシークエンスはほぼカットしてこの凝縮度。凄い。

「邦題がイマイチだが傑作」という評判の通りで、こういう史実のドラマ映画化が好きなせいか、非常に楽しめた。ちゃんとタイ語と英語の映画なのも良かった。

タイの洞窟遭難事件って、こんなことが行われてたのか、、、とびっくりした。見てて疑問だったのは、何で通信機器を持って行かなかったのかと思ったが、あんな水と岩石の洞窟で6時間かかる奥には電波なんて通じないのか。。。

これに比べると米国のスーパーヒーロー物の映画が幼稚に見えてしまうくらい、映画みたいな話だった。

これ、Amazonプライム配信専用だけど、真っ暗な映画館で見たら、窒息しそう。

「一流シェフのファミリーレストラン」

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ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」、原題The Bear。面白かった。演出や演技が面白い。コメディと書いてあったが、コメディではない。こういう軽快なタッチで重めのテーマの30分ドラマを金かけて作る米国凄い。

日本で食べ物ドラマというとすぐに湯気足し食べ物の寄り絵でうまいうまいってドラマになってしまうし、食レポ番組はほんと食傷気味なので。

これの邦題「一流シェフのファミリーレストラン」が酷いという話があちこちで出てるが、確かに酷い。この邦題だとなんかほのぼのドキュメンタリー映画を連想する。かと言って「ザ・ベアー」では訳が分からない。例えば「サンキュー・シェフ」とか「カーミー」とかかなぁ。。。

世界最高のレストラン「Noma」って実在するレストランなんだ、、、。