はじめに
情報セキュリティスペシャリスト試験(H25春)合格者が使用したテキストを集計してみました。
結論から言うと「教科書(上原本)+過去問+ポケスタ」が合格者の定番だった。
従って、2014合格に向けて、合格者のおすすめ参考書をあげるとしたら、「教科書(上原本)」と「ポケスタ」ということになります。
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集計結果
■合格者の使用テキスト集計結果
No | 版元 | 書籍名、略称 | 使用者数(のべ) |
---|---|---|---|
1 | 秀和システム | ポケスタ | 11 |
2 | - | 過去問(*1) | 9 |
3 | 翔泳社 | 情報処理教科書 テキスト(上原本) | 6 |
4 | 技術評論社 | 合格教本 | 3 |
5 | 翔泳社 | 情報処理教科書 過去問題集 | 3 |
6 | 日経BP社 | 3週間完全マスター | 2 |
7 | 翔泳社 | 情報処理教科書 高度午前 | 2 |
8 | アイテック | 徹底解説 本試験問題 | 1 |
9 | アイテック | アイテック午後重点 | 1 |
10 | インプレスジャパン | かんたん合格 過去問題集 | 1 |
11 | ソフトバンククリエイティブ | 暗号技術入門 秘密の国のアリス | 1 |
12 | 技術評論社 | 試験によく出る問題集【午前・午後】 | 1 |
13 | IPA | IPAの配布資料 | 1 |
14 | - | 他に趣味でセキュリティ系の情報収集や開発をしている。 | 1 |
*1:単に「過去問」と答えた人。
集計結果のまとめ
ポケスタは前回に引き続き1位タイ、合格者の2.1人に1人が使う参考書になった。(No.1)
過去問系は(のべ)合計17人となり、合格者の2.5人に1人が過去問を解いていた。(No.2,No.5,No.7,No.8,No.10,No.12)
翔泳社の教科書(上原本)は3位だが、基本テキスト系の中では1位をキープした。(No.3)
また、集計結果の使用者数(のべ)合計は43人となっており、1人平均約1.8冊のテキストを使っていた。
分析
上記のまとめから簡単に分析すると、1位はポケスタだが、ポケスタは中・上級者向けであり、ベースの知識プラスアルファ用に、通勤電車や隙間時間に利用されていると考えられる。
とすると、翔泳社の教科書で知識をインプットして、過去問でアウトプットの練習をして、ポケスタでまとめ&通勤学習をするという学習スタイルが定番と言える。
結論
結論としては、「教科書+過去問+ポケスタ」という勉強方法が定番である。
その他感想など
前回のコピペみたいな集計結果になってしまった。
前々回の集計とも上位は大差ない。
もう集計しなくてもいいんじゃないだろうか(w
ところで、翔泳社の教科書は最近「上原本」と呼ばれるようになったんですね。
通称で呼ばれるのは、定番本として認知されるようになった証左でしょうか。