「イノベーションのジレンマ」

名著「イノベーションのジレンマ」を読んだ。
面白いというか、衝撃だった。イノベーションと言うのはこんなに複雑だったのかと驚いた。
イノベーションというと、画期的な発明ぐらいにしか思ってなかったのだが、大企業が得意な持続的イノベーションと、大企業が苦手な破壊的イノベーションがあり、その事例紹介としてHDD業界を紹介していたのだが、なんというか、想像以上に複雑だった。
というのも、破壊的イノベーションは既存の優秀で大規模な組織では埋れてしまう。破壊的イノベーションの特徴は、単純、低価格、低機能。 だから、優秀な大企業ほど投資しにくく、そして知らぬ間に追い詰められる。
倒産寸前だった日産やアップルが復活し、勝ち組()だったソニーや任天堂が勢いを失ってるのを見て、栄枯盛衰だなぐらいにしか思ってなかったんだが、それこそまさに破壊的イノベーションの結果なのかなとオモタ。
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