「アマルフィ」

織田裕二主演のサスペンス映画「アマルフィ」を見てきました。

まぁまぁ面白かった。3.5点ぐらい。つまんなくはないんだけど、そこまで面白いというところもなく。気になったのは以下の3点。

脚本が弱い。「007」と「踊る大捜査線」と「天使と悪魔」を足して5で割ったような、「どっかで見たことあるなー」というのがごちゃまぜになったような感じで、ストーリーにさほど深みがない。

登場人物が安い。どの登場人物もステレオタイプ的な感じで、ほとんど意外性もなく、これも強く感情移入できるほどの深みがない。

作りが妙に安っぽい。国内で撮ると「邦画なのに金かけてるなー」ってなるのに、ほぼイタリアロケのためどうしてもハリウッドと比べてしまう。そうすると妙に安っぽいところが気になりました。所々東京で撮ったであろう室内シーンもちょっと浮いてる。観光映画としては見てて面白い風景がたくさんあるんだけど、ところどころテレビ局が作った映画!って感じの安っぽさが気になりました。。。

ただ、織田裕二の演技は楽しめた。他の主要役者さんの演技も良かったので、それで何とか場が持ってる感じでした。なので、織田裕二好きならたぶん楽しめる映画だと思いました。戸田さんはスクリーン映えする可愛さなのでもうちょい演技頑張れ。
☆☆☆★★