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システムアーキテクト試験の勉強法

サマリー

システムアーキテクト試験が初めての論文系試験という方向けに、勉強法の基礎の基礎について説明します。

システムアーキテクトというのは、簡単に言うと「業務要件に合致したシステムを設計する人」です。
(※詳しくはIPAのホームページ参照。

従って、システムアーキテクトに求められる能力は「業務を分析する力」と「システムを設計する力」です。

これは、試験で求められる知識でもあります。

だから、午後1では業務とシステムの話しか出てきませんし、論文試験でも業務とシステムの両方を書かないとA評価は取れません。

その他の情報処理関連のエントリは[情報処理]タグからどうぞ

採点講評

これは採点講評でもしつこいぐらい言われています。

去年の採点講評から抜粋するだけでも以下のようになります。

■午後1問2

システムアーキテクトとして,業務要件を十分に理解した上で,当該システム及び関連システムとの連携の設計が行えるよう心掛けてほしい。

■午後1問3

システムアーキテクトとして,変動する業務要件を正しく理解・把握し,システムの適切な変更が行えるよう心掛けてほしい。

■午後2問1

システムアーキテクトは,業務を理解してシステムの構造を設計する役割をもつので,業務とシステムの両面からの論述を期待したが,そのような論述は少なかった。

■午後2問2

設問では,業務とシステムをどのような視点から分析し,どのようなシステム構造を選択したかについての論述を求めたが,業務の視点からの分析を論述していないものや,システム構造ではなく連携方式だけを論述しているものが多く見られた。

■午後2問3

設問では,業務の重要度や業務特性についての論述を求めたが,業務について論述せず,システムの説明やシステムテストの経緯・経過の説明に終始している論述が多く見られた。

たった1ページの採点講評にこれだけしつこく書かれていると言うことは、ほとんどの答案が「業務を無視してる」「システムの説明不足」という致命的かつ根本的な部分で評価を下げられているのが判ります。

問題文

とは言っても試験問題なので、細かい要求については問題文に書かれています。
要は「問いに答えろ」、これだけです。
問いに答えるためには「問いの求めているもの」を洗い出して、それを一個ずつ潰していくという作業が求められます。

これを漏れなくやるには徹底した問題分析が必要なのですが、その詳細は別エントリ「システムアーキテクト試験(SA)の論文答案の書き方」で書いています。

この問題分析の訓練には、過去問をたくさん解いて、答案構成しまくるというのがベストです。

参考書・問題集としては、やはり「情報処理教科書」がこれ一冊で午後はOKというレベルの良書なので、オススメです。