はじめに
「AWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF)」を受験して合格しました。チョロいかと思ってたら、難しかったなぁ。。。結構勉強したので、900点くらい行けるかと思ったら、854点。
3年前に「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)」を取ったのだが、有効期限を更新するため「AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP)」を受けたら不合格で、失効。初心に返って「AWS 認定クラウドプラクティショナー」を受験しました。
クラウドプラクティショナーの現行のバージョン「CLF-C01」は今年の9月で終了し、9月18日から「CLF-C02」に更新されるので、駆け込み受験するなら今です。
そこで、今回勉強したり検討したりした教材をレビューします。
「徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書」
紙の本を買う必要はない気もするが、新しいAWSサービスとか知らないサービスも結構あるので、リファレンスとして手元に一冊おいておきたくて購入。テキストレベルも模擬試験も割と基礎的なので、これだけで合格は厳しい。2色刷で内容は悪くないですし、模擬試験がPDF提供なのもいいのですが、PDFが印刷禁止で、てめぇが印刷代ケチったくせに、印刷禁止にするんじゃねーよ。と思った。(Firefox使って印刷した)
インプレスのこの黒本シリーズ、歴史ある黒い表紙に更にもう一枚表紙(出版物的には帯扱いかと思う)を被せた謎の表紙戦略。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」
SAAを受験したときはこっちのシリーズ使ったので今回も使おうかと思ってたのだが、CLF版はまさかの白黒1色刷。1色ではさすがに読みにくいので、却下した。一番売れそうなCLF本でなぜインク代をケチるのか不思議。Udemy
Udemyのベストセラー模擬試験問題集、悪くはないのだが、問題内容がちょこちょこ変なのが気になった。
あと、Udemyの仕組みとして、65問解き終わらないと解説が読めないので、効率が悪い。1問1答モードを付けてくれ。
ただ、日本語でこれだけの量の模擬試験をこの値段(2千円前後。いつ誰が買うかによって値段が変わる、ダイナミックプライシング)で買えるものは他にない。人気なのも分かる気がする。迷ったらこれでいいと思う。
これ解いて不明なところをネットや本で調べていけば、CLF合格は大丈夫かと思う。
zero to one(ゼロ・トゥ・ワン)
「zero to one(ゼロ・トゥ・ワン)」の「AWS認定クラウドプラクティショナー問題集」。米国のWhizlabと提携した問題集なので、問題と解説のレベルは高い。
また、一問一答モードがあって勉強しやすいし、間違った問題だけ再度解くモードも使いやすかった。
ただ、翻訳がところどころイマイチなのと、システムがいまいちで、全部の選択肢が同じ文章だったり、正解の選択肢が間違ってたりと、使いづらい。
私はキャンペーンで無料受講したのだが、これを3,850円で販売するなら、もうちょっとデバッグした方がいいかなぁと思いました。内容は良いのだが、システムがイマイチ。(※その後2,398円に値下げした模様。この価格ならUdemyよりこっちの方がいい。)
Whizlab
Whizlabの模擬試験問題集。今回フリーテスト65問だけやりました。(※その後、フリーテストは25問に縮小してしまった模様・・・)
問題も解説もレベルが高いし、一問一答モードもあって勉強しやすい。Chromeの翻訳機能を使えば問題と解説を日本語で使える。
価格も問題集だけなら、定価$29.95、セール価格$14.95で、最新の良問400問が買える。合格後に振り返ると、ベスト問題集はこれだな。(※その後、円安で割高になってしまったので、今なら「zero to one」がベストチョイスだと思う)
AWS公式学習リソース
AWS公式オンライン学習ツール「スキルビルダー」
AWSのスキルビルダーは公式無料教材として素晴らしいのですが、講座検索がとにかくクソ使いにくいので、頑張って検索するしかない。とりあえず「日本語実写版」で検索すると、少し絞れる。
AWS公式クラウド基礎講座(6時間)
AWSの公式クラウドプラクティショナー向け基礎講座「AWS Cloud Practitioner Essentials」(約6時間のデジタルトレーニング)。AWSクラウド全体の基礎学習。迷ったらまずここから始めるのが良い。
このスキルビルダーの動画講義は、「日本語字幕版」「日本語吹き替え版」「日本語実写版」と3種類あってややこしいのだが、目と耳からインプットできる「日本語実写版」が良いかと思います。