「激震! コロナと不動産」

新書「激震! コロナと不動産」を読みました。イマイチでした。著者の新書はよくSPA!の記事みたいのが多いのだが、これは扶桑社謹製の正真正銘SPA!の記事の寄せ集めだった。

内容については、いつもの著者の新書なので、いつもの本が読みたい人以外はあまり読む意味がない、いつもの本だ。これ、同じ著者の同じような内容の本をよく色んな出版社がオファーするよなぁ、、、と感心してしまう。

出だしからして凄い、「クローズアップ現代」で不動産特集が放映されたが、著者はそれを見ず、想像と番組について書かれたネットの記事を読んで、その番組の話から書き始めている。

だったら、いちいち「番組を見てないが」とか言いながら書くのではなく、番組の話なんて出さないか、素直に番組見ればいいのにと突っ込みを入れたくなるが、まぁ所詮SPA!の記事レベルなので、真面目に読んでもしょうがない。

掲載されている写真はほぼすべて、イメージ写真(本文には関係ありません)で、ネットのまとめ記事並み。

唯一、最後の個別タワマン批評は面白かった。もうちょっと詳しく読みたいと思ったが、情報商材として売ってるだけのことはある。

タワマンが高層階は壁が薄い(乾式壁)なので、巨大なレオパレスというのは、「ほんとかよ」って感じで、ちょっと面白かった。