「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」

少年ジャンプ編集部の舞台裏について書かれたノンフィクション「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」を読みました。
面白かった。
ノンフィクションで、登場人物が実名でがんがん出てくるし、数字も細かく書かれているため、内容が厚い。
初期の「少年ジャンプ」が作られる現場の話が丁寧に書かれていて面白かった。
また、漫画の話だけではなく、正社員vsフリーの編集者における身分の差異という、今の正規・非正規と変わらない話が書かれていて、今も昔も大して問題は変わらないんだなぁ、、、と思った。
ただ、僕が少年ジャンプを読んでいたのは、ドラゴンボールが始まったあたりから、ドラゴンボールが終わる頃までの10年間くらいだったのだが、この本はその手前くらいまでしか書かれてなかったのがちょっと拍子抜けだった。