「絶望のテレビ報道」

報道番組の制作プロセスや体制について書かれた本「絶望のテレビ報道局」を読んだ。
前半の報道番組の作り方はそこそこ面白かったのだが、後半の著者の事業紹介はつまらなかった。
あと前半も、著者の主張の根幹が「昔は良かった」なのがイマイチだった。
あとテレビはネットに勝てないみたいな、ネットvsテレビみたいなスタンスなのもイマイチ。別に比較しないでもいいよ。
テレビのニュース番組や報道バラエティ番組を見てて、「こんなつまんない映像をムダな手間とお金かけてよく作るなぁ。。。」と思うのだが、ほんとにムダに手間とお金をかけて作ってるということが淡々と書いてあった。
私がニュースや情報番組を見てて思うのが、全てが過剰だということ。リポーターの不自然な演出や変なカメラワークも過剰だし、テロップも上下左右にまき散らすし、さらにワイプ画面にtwitter実況中継って、お腹いっぱい。
☆☆☆★★