鈴木祥子おすすめアルバムまとめ

はじめに

私が好きな鈴木祥子さんのアルバムまとめです。キャリア中期の4枚。

SNAPSHOTS

鈴木祥子のキャリアの中で最もロック色の強いアルバムです。
初期のゆるふわイメージをぶちこわしてファンを驚かせた名作です。
名バラード曲「きのう夢の中で」や、ポップロックの名曲「GOING HOME」は何度聞いても楽しい曲です。

Candy Apple Red

初期のゆるふわ期から一転、「SNAPSHOTS」、「Candy Apple Red」、「私小説」とどんどん内省的になっていきます。
その中でポップロックさと内省的な曲調がうまくバランスが取れているアルバムが中期の名作「Candy Apple Red」です。
ポップロックの名曲「恋のショットガン(懲りないふたり) 」も好きですが、このアルバムでは「River's End」が白眉で、祥子さんの心象風景を歌った名曲です。

私小説

私小説

私小説

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タイトルからして内省的であることが伺える、聴き応えのあるアルバムが「私小説」です。
奥田民生作曲の「たしかめていてよ」はとても聞きやすい反面、他の曲は詩も曲も重い感じですが、どれも名曲です。
特に、名バラード曲「ただの恋だから」、内省的な歌詞の「日記」、愛を強く歌ったロック曲「そしてなお永遠に」は珠玉の名作。

あたらしい愛の詩

あたらしい愛の詩

あたらしい愛の詩

  • アーティスト:鈴木祥子
  • ダブリューイーエー・ジャパン
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中期の内省的な曲調を基調にしつつ、佐橋佳幸プロデュースによる少しノスタルジックな落ち着いた感じでまとまった名作アルバムが「あたらしい愛の詩」です。
「区役所に行こう」は珍しく幸せ一杯のカップルの歌、「帰郷」は津軽海峡冬景色のような別れをテーマにした名バラード曲。
そしてタイトル曲の「あたらしい愛の詩」はとてもかっこいいラブソングです。



これらの作品はほとんど廃盤なのが残念ですが、amazon中古とかで安く買えます。
これ以降のアルバムは、よりマニアックになっていって、アルバムとしての印象が薄くなっていきました。
試しに聞いてみたいというなら割と最近に出たベスト盤「GOLDEN☆BEST 鈴木祥子~The Ballad of Syoko Suzuki 」とかが手っ取り早いかと思います。