はじめに
情報処理技術者試験の「基本情報技術者」、2012秋の合格者が使用したテキストを集計してみました。
結論から言うと、「栢木先生の基本情報技術者教室(通称:猫本)」+過去問が定番だった。
従って、2013-2014合格に向け、合格者のおすすめ参考書を挙げるとすれば猫本ということになるだろう。
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集計結果
■合格者の使用テキスト集計結果
*1:単に「過去問」と答えた人。
*2:「使用テキストなし」と答えた人。
集計結果のまとめ
集計結果の使用者数(のべ)合計は107人となっており、1人平均約1.8冊のテキストを使っていた。
「栢木先生の基本情報技術者教室(猫本)」が基本テキストとして最も多くの合格者から支持されていた。(No.1)
猫本に次いで人気があったのが「キタミ式」で、上位2冊で合計24人、全体の20%強を占めている。(No.2)
あとは過去問だが、各問題集を合計すると、のべ30人と多くの合格者が過去問を解いていたことが判る。(No.3,4,5,9,15,27)
分析
上記のまとめから簡単に分析すると、猫本とキタミ式の2冊で基本テキストの寡占状態と言え、多くの合格者がこの2冊を使って、基礎知識を習得していたと言える。
また、過去問はのべ30人と合格者の2人に1人が解いていたことから、基礎テキストに加えて過去問は合格に必須といえる。
よって、集計の分析結果から、合格者の王道は「猫本+過去問」と考えられる。
その他感想など
高度試験に比べて、参考書・問題集の数も多く、全体的に参考書のレベルは高いのだろうと思った。
ただ、基本テキスト+過去問という組み合わせが王道なのは、他の試験区分と何ら変わらないのだと思った。