「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

エヴァQ公開に向けたプロモーションで、エヴァ破がテレビ放送されたので見てみました。
劇場で見て以来2回目でしたが、面白かったです。
劇場で見たときはなんか話がよくわからなかったのですが、今回は話の流れが理解できて、楽しめました。
前作に引き続き絵は綺麗なのですが、一番良かったのは、シンジとレイの物語という視点で破を見ることができ、2人に感情移入できた点かと思います。
逆にイマイチだった点は前作と同じで話の流れが性急な点。テレビの話を詰め込もうとしているせいか作りが雑な流れが気になりました。
特に、シンジがエヴァに乗るのを拒否して、やっぱ乗るまでのエピソード。ここは、テレビではもうちょっと丁寧に心境の変化が語られた気がしてたのですが、映画だと気が変わる早すぎ、と思いました。
ともあれ、エヴァQのプロモーションとしては、公開前週に1作目、公開前日に2作目、その他にもプロモーション企画が満載で、非常に宣伝が上手だと思いました。
これテレビの枠取りとか、コンビニの商品企画とか考えると、相当前から入念にプロモーションの企画を立てていたのかと考えると感心します。
破を劇場で見たときの印象がイマイチだったため、新作のエヴァQを見に行くつもりがなかったのですが、見に行きたいと思いました。
☆☆☆☆★