「デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則」

ソフトウェア開発プロジェクトのPMが主人公の小説形式のプロマネhowto本。

これも「スゴ本」経由で手に取った本。

思うところはいろいろあるんだけど例えば残業をしない場合のアウトプットは、残業をした場合のアウトプットより減少するというロジックは興味深かった。

だから、無理なプロジェクトは最初から無理なのに、なぜ残業するかというと、失敗したときの言い訳のため、と。

残業した場合アウトプットが減少する理由は、残業によるプラマイが必ずマイナスになるからだそう。

うーん、言い得て妙ですな。

あと、プロジェクトの大部分は少数精鋭でやらないと失敗するという、人数に関する考察も面白かった。

総じて、役に立つかどうかというと、うーん?

ただ、小説としてはそんなに面白くないため、ちょっと中だるみしてしまい、結構斜め読みした。
中身については「スゴ本」が凄い感想文を上梓しているのでメモ。

スゴ本: 名著!「デッドライン」
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2006/09/post_adea.html