「コンサルタントの危ない流儀 集金マシーンの赤裸々な内幕を語る」

VIPっぽくいうなら、いわゆる「コンサル(笑)」の生態を皮肉100%でつづった暴露本。

私たちがコンサルさんに対して抱く「プレゼン番長」「段取り10割」「高給」「高そうなスーツ」「役に立たない」みたいな悪いイメージについて、それは本当だ!と言い切っているところが爽快です。

なんというか、そういう人もいるんでしょうけど、ロジカルでコミュニケーション能力が高く、頭がキレまくるコンサルタントと出会ったことがない人がこれを読むと、ちょっとイメージが偏りすぎると思います。。。

いちばん面白かったのは、いわゆる、戦略コンサル VS ITコンサルの話で、戦コンから見たシステムのやつらってのは「ジョブコードがないと何も出来ない、その儲けの分け前が何%か決まらない限り仕事に手を付けられない、超官僚主義の巣窟」と言い切ってるところは、あまりにも的を射すぎてて笑えなかった。

でも、ここで描かれている「高額なプロジェクトを売りつける技術」というのは、とても勉強になりました。マネできないけど。

↓「マッキンゼー・コンサルタントを寿ぐ歌」も強烈。

スゴ本: そろそろコンサルタントについて一言いっておくか
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2007/07/post_a1c0.html