「魔女と過ごした七日間」

「魔女と過ごした七日間」を読んだ。ややイマイチだった。少年探偵団的な都合のいい展開が気になるが、脇坂刑事のサラリーマン的なボスへの報告に悩むところは、面白い。

にしても、この作品も、ドラマや映画でプロデューサーが好みそうな絵になるシーンが多い。若い男の子に女装させて潜入させるとか、無理がある。最後も強引すぎる。安い映画のような小説だった。