面白かった。
普通のスクリーンで見てないから比較はできないが、IMAXの大スクリーンに広がる高精細な映像は迫力があって楽しめた。
解説的な台詞がほとんどないので、大雑把な歴史的背景と地理を知ってから見た方がいいかもなあも思った。
よくある説明的なセリフは冷めることが多いのだが、ダンケルクは説明的なセリフはほとんどなく、セリフの量自体もあまりなく、迫力のある絵で見せるところも面白かった。
あと、最近の映画で気になるのが、いかにもCGという感じのカメラワークが出てくると冷めることが多いのだが、ダンケルクはそれがなくて、世界に入り込めて面白かった。
あとはもう凄まじい戦闘シーン、特に飛行機の戦いが面白かった。実写版スカイクロラのような、綺麗で悲惨で迫力のある戦闘機の戦いが楽しめる。
戦争は救いようがない悲惨さがあって、しかも第二次世界大戦の話なので、勝っても負けても悲惨で、このあとこないだみたテレビ番組「アフターヒトラー」みたいな悲惨な戦争の惨禍が待ってるんだよなあと思うとあまりスカッとする映画ではない。
全く第二次世界大戦の知識がないよりかは、どこの国とどこの国が戦ってるのかくらいは知っておいた方がいいかと思った。
このプロモーション映像は、映画の雰囲気には合わないが、前提知識補充にはちょうどいい。