「SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム」

「サイラマノラッパー2」を見た。
一作目よりかは作りがしっかりしてるが、ストーリーは可もなく不可もなくという感じだった。
特に、ストーリーの作りとして、最初の再結成も早すぎるし、ライブ開催を諦めるのも早すぎる。どちらも感情移入する前に場面が変わってしまう。
せめて「ライブ開催の努力をして、やった!開催できる!という前日の夜まで持って行って、それを崩す」ぐらいのストーリーにしておけば、もうちょっと筋の通ったストーリーになった気もするが。。。それだとこの映画の意味がなくなってしまうのだろうか。
でもこの映画は「ラップが好きだ」という思いは伝わってくる。それが痛々しさになってしまってるのだが、そこは上手に撮れている。
全体的に、二作目は映画作りがしっかりしてて、見るに堪えうるものになっているが、ストーリーが感情移入しづらいものになっているので、面白いとは言い難い。
関係ないけど、日本はロック文化と違ってあんまラップ文化が定着してないので、それも共感しづらいのかもしれない。クレバさんとかはなんかラップというか、スマートな感じがラップぽくない。
☆☆☆★★