映画「ヴィダル・サスーン」を見ました。
面白かった。
ヘアメイクアーティスト、ヴィダルサスーンの生涯を本人のインタビューとドキュメンタリーで綴った作品。
元祖カリスマ美容師で美容製品で有名なあのヴィダルサスーン本人で、その生涯は美容師のお手本のような生涯だった。
貧しい家に生まれ、美容師として修行し、自分の店を出し、独創的なヘアスタイルを考案して成功する。
その後、店舗を拡大し、世界進出して、美容製品を売って、世界的に成功する。
テレビにも出てセレブになるが、ヴィダルサスーンブランド製品のブランドはP&Gに買収されてしまう。
離婚もする。
でも本人は超大金持ち。
そんな人生だ。
特に面白かったのが、彼が考案したヘアスタイル「ファイブ・ポイント・カット」がいかに画期的だったかという話で、確かに今見ても古くさくないモダンなヘアスタイルだと思いました。
そして、それを単なる芸術で終わるのではなく、きちんとビジネスとして成功させたとこもすごいと思いました。
また、彼のプロフェッショナルな面も面白かった。靴を磨かないで店に着た美容師は追い出されるのだ。
私たちにとってヴィダルサスーンというと、あのクリスペプラーの声と赤紫のシャンプーのCMイメージしかなかったが、その創始者の人生をよく90分という短い時間にまとめいて、楽しめました。
☆☆☆★★