「要求を仕様化する技術・表現する技術 -仕様が書けていますか?」

結構新しめの要件定義本のひとつです。

  • 仕様化されない要求は実現されない
  • 具体的でない仕様は定義する意味がない
  • 仕様書がダメなプロジェクトは失敗する

という感じで要求仕様のまとめ方が書かれてます。

業務要求をまとめるという交渉系の部分よりも、要求をいかに仕様書に落としていくかというややテクニカル寄りな内容です。

いまのお仕事に通じるものもありまして、読んでいて参考になる部分が多々ありました。

ひとつだけピックアップすると、業務上の理由→要求→仕様という流れは、腹に落ちるまで練り上げて考えないと、あとで仕様矛盾や変更要求の温床となるという話。

要求が多かったりしてメンドくさくなると、クライアントの言い分を咀嚼しないで仕様化したくなることもあるので、耳が痛い。。。

スゴ本: 要求仕様戦争(その3)
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2006/07/3_29d1.html