「幸福の「資本」論」

橘玲の「幸福の「資本」論」を読んだ。

イマイチだった。

資本主義エッセイみたいな本で、幸福論と資本主義を広く薄く論じていて、ボヤっとした本だった。

3つの資本と8つの人生パターンという切り口を提示しているが、書いてある内容は同じような話が浅く広く書かれているため、読んでる途中で段々退屈してくる。

「ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100」

超基礎英会話本「ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100」を読みました。

とても面白かった。

実際の英会話で「単語は簡単だけど意味やニュアンスがわからない」ということが多く、そういうキーフレーズを覚えたくて読んでみました。

これ読んで、より基本的で適切な表現を覚えることができました。

I don't knowではなくI'm not sureとか。

惜しい点は、付属CDの構成が「使いにくい構成」なのと、紙面の構成・フォント・インデントがイマイチなところ。

この手の本は、使えるシンプルな構成ではなく、紙面が一見賑やかだが使いにくい構成の本が多くて、困る。

「世界一わかりやすい英作文の授業」

関正夫先生の世界一シリーズの「世界一わかりやすい英作文の授業」を読みました。

面白かった。

どちらかというと英会話寄りの英作文で、内容は面白いのだが、編集がイマイチ。

ページレイアウト、フォント、インデントがイマイチで読みにくく、使いづらい。

このシリーズは全部同じ感想になってしまうのだが、これもっと上手な編集者が「使える参考書」として再編集すれば、とても良い本になると思うんだがなぁ。。。

唯一、最後の練習問題は、左ページに問題、右ページに回答例というシンプルなレイアウトが使いやすくて良かったです。

「「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街」

「「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街」を読みました。

面白かった。

ドヤ街やバラックをこよなく愛する「東京DEEP案内」による町紹介で、「月曜から夜更かし」の町紹介のダークサイド版みたいな本。

東京とその近郊の町を悪く言う本で、とにかく全部悪口だが、これを読むと、町の雰囲気にはだいたい理由や由来があるというのがわかる。

面白い町には良くも悪くも色んな歴史があり、そうでもない町は平和だが取り柄もない町という。

本の体裁としては、結構カラーページが多くて写真も豊富で分厚いけど2,000円という意外に安い本だが、もうちょっと地図を細かく載せてくれた方が良かったなと思いました。

週刊東洋経済 特集「地価崩壊が来る」

東洋経済の特集「地価崩壊が来る」を読んだ。割と面白かった。地価崩壊の一般論は普通だが、生産緑地の細かい話や、これまでの事例からオリンピックで地価は動かない話などは面白かった。
あとは、ファーウェイ特集も面白かった。中国はもう日本の旧態依然企業よりよっぽど先進的で凄い企業なんだなと思った。

「美女と野獣」

映画「美女と野獣」を見ました。

面白かった。

絵が良くできていて、全CGというわけではなく、要所要所きちんとセットや衣装を作っていて、CGっぽさが抑え目で良かった。

ストーリーはミュージカル映画なので若干強引なところがあるが、ミュージカルの流れで展開されているのでそれほど気にならず。

ただおとぎ話なのでしょうがないが、「人は外見じゃなく中身といいつつ、結局イケメン白人王子様かぁ」という昔のおとぎ話っぽい強引な「幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」的な皮肉なオチが気になった。

「攻殻機動隊 新劇場版」

攻殻機動隊 新劇場版」を見た。イマイチだった。キャラも脚本も音楽も全てイマイチだったなあ。。。

声優もやっぱり本編に比べるとこのARISE声優はちょっと普通というか個性がなくてあんま面白くない声でした。

音楽もなんか拍子抜けするような音楽がずっと流れてて迫力も情緒もないなぁ、、、と思いました。

ただ、声優や音楽はともかく、やっぱりストーリーがちょっと、、、面白くない。

新劇場版の前日譚という「攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT」もついでに見てみたのですが、こっちもあまり面白くなかったですね。。。