「最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く」

最高裁判所を司る15人の最高裁裁判官。彼らがどのようにして判決を下すかを描いた「最高裁の暗闘」を読んでみました。
可もなく不可もなくという感じでした。
全体的に、人物像の掘り下げから最高裁が判決を下す過程を丁寧に描いていたと思います。
ただちょっと物足りないと思いました。
今の最高裁は国民の人権を護る最後の砦いう役割を十分に果たしていないと思っているのですが、その点の掘り下げ方が足りず、「裁判所の言い訳」を延々読まされてるような感じがしました。
もう少し深い洞察が読めれば良かったなと思いました。
☆☆☆★★