サムスンの決定は何故世界一速いのか (角川oneテーマ21)posted with amazlet at 13.01.27角川書店 (2012-10-01)
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「サムスンの決定は何故世界一速いのか」を読んだ。
サムスンがいかに凄いかを書いた本。これだけ日本総崩れ、韓国圧勝の状況なので、書いてあることは説得力がある。
ただ、制度や仕組みの詳しい話や、それをもとにどう成功したかの具体的な話がなくて、精神論的な話が多く、同じ話が繰り返されるため、読んでて飽きた。「妻と子供以外は全部取り替える」という宣言の説明は何回も出てくるが、それ以上の話がない。
あとはサムスン褒めすぎ。サムスンには学ぶべき良い面もそうでもない面もあるかと思うが、良い面ばっか書いてるので、この本については「韓国マンセー」と言われても仕方がないかもしれない。
もうちょっと具体的な製品開発のエピソードの成功話や失敗話が載っていたら良かったのだが。
なお韓国の話になると、必ず嫌韓な方々が湧いてくるので、amazonレビューはあまり読んでて面白くない。
amazonのレビューに「読む気はありませんが」というレビューを書くのはもうレビューとかいうレベルを超えている。嫌韓もここまでくるとすごい。
☆☆☆★★
