ドラマ「ザ・ラウデスト・ボイス -アメリカを分断した男-」を見た。面白かった。酷い内容なのだが、ドラマとしてよく出来てる。FOXニュースを築き上げたビジネスの話、セクハラスキャンダルの話、トランプ極右政治報道の話と、盛りだくさんだった。
事実をベースにした話なので、こんな酷いことがあったのか、、、という風なのと、書籍ベースなので内容が詰まってる。映画「スキャンダル」よりずっと掘り下げられてる。
主役のロジャー役がまた凄い演技で、非常に憎たらしい。
ゴールデンパラシュートが4000万ドルと言うのもアメリカらしいし、個人秘書が年俸200万ドルってすげー。そりゃあ忠誠心高いわな。
映画がセクハラスキャンダル中心なのに対して、ドラマはロジャーの功罪を丁寧に描いていて、何というか、見ててしんどい。
バイスやラウデストボイスを見てると、米国は最近の歴史もどんどんドラマや映画にして凄いな。日本は忖度政治しかないからドラマ性がないよな。安倍晋三とかドラマにしてクソ味噌に描いたら意外に面白そうだけど、予算的にも日本的にも無理そう。