松たか子選手主演、中島哲也監督の「告白」を見た。映画批評や評判の良さに期待していったが、いまいちだった。
お話自体が「ありえねー」って話が続いて、ラストの爆発のシーンはなんかチープな戦隊モノみたいだった。脚本を比較した場合、「下妻物語」や「それでもぼくはやってない」比で50点ぐらいかな。。。
脚本をもうちょっと練り込んでミステリ的な面白さが加わったら「バタフライエフェクト」とか「ソウ」みたいなオバケ作品になったと思う。
ただ登場人物はたしかにスゴイ。松たか子選手は悪女をやらせたら天下一品だったし、演出も全体的にブルーがかった絵の作り方はいい雰囲気だった。
また中身の濃さという点に関しても凄まじいものがあった。見終わった直後は映画について何も話す気にならなかったけど、三日ぐらい経ってやっと反芻できるようになる。そんな濃い映画。
☆☆☆★★