缶コーヒーのCMで有名なトミー・リー・ジョーンズ主演の映画。米国のイラク政策をテーマにしたもので、イラクから帰還した息子が行方不明になりそれを調べる父親というお話です。地味ですね(w
超映画批評の"85点"に惹かれて見てみましたが、かなりアタリでした。っていうか、ハナキン・フライデー♪の夜にこんな地味な映画見るヤツなんているのかと思ったら、意外に客が入っててびっくりしました。
内容は人間の本質をえぐったかなり重い内容で、見終わった後、うーんと唸ってしまったほど。単に戦争はイクナイ!とかいうレベルじゃないし。なんでこんなことになっちゃったんだろう。。。日本がこうならないためにはどうしたらいいだろう。。。みたいな。
それとは別に、この映画は息子は誰に殺されたのか、そしてなぜ死んだのかというのを軸に話が進む、それなんて宮部みゆき?っていうかなりミステリーな展開の映画でした。最近ミステリーを読んでなかったこともあって、そういう見方をするとまた違った楽しみ方ができる映画だと思いました。
脚本、演出、役者の三拍子揃った良作。
☆☆☆☆★