ポストモダンジャズの旗手、菊地成孔が率いるバンド、ペペ・トルメント・アスカラールの公演、「夜の全裸」。去年夏のモーションブルー横浜2days以来。銀座有楽町駅前のマリオンの11Fにある朝日ホールでのホール公演。夜景が超キレイ。
菊地さんは公演前にイントロの文章をいつも寄せるのですが、これを読んで銀座に行きました。夜の並木通りには、やっぱ高級車とホステスとサラリーマン(外人が多かった)が似合いますね。
セット自体は去年とあまり変わらないものでしたが、ジャズクラブとかライブハウスではなく、ホール公演というのが初めてだったので、リラックスして聴けて、寝てしまいました(笑)。
ジャズというと、トリオやカルテットといった少人数編成が多い気がするのですが、ペペトルメントは、サックス、ピアノ、バンドネオン、ハープ、ストリングス...と10人以上のビッグバンドなので、音も豊かで、見てて飽きないです。
デュークエリントンのゴダール映画用のサントラカバーは非常にいい曲でした。他の曲も少しアレンジが変わってました。「夜の全裸」というのは、夜中に裸婦をモデルに絵を描いている様子をイメージしたものだそうです。相変わらずわけが判りません(笑)。
秋に出るという、ニューアルバムが楽しみです。
セットリスト:
- 1.Intro〜京マチ子の夜
- 2.仮題中島バルトーク(中島さん)
- 3.仮題中島バルトーク2?(中島さん)
- 4.プラザ・レアル(ウェインショーター)
- 5.はなればなれに(ルグラン)
- 6.The Look of Love(withカヒミカリィ)
- 7.パリのエリザベス・テーラー(存在しない)
- 8.You don’t know what love is
- 9.チェルシー・ブリッジ(ストレイホーン/エリントン)
- 10.ホルヘ・ルイス・ボルヘス
- 11.ルペ・ヴェレスの葬儀
ENCORE