「デギュスタシオン・ア・ジャズ」コンセール

 菊地成孔の1stジャズリーダーズアルバム「DEGUSTATION A JAZZ」をメインに据えた、最初で最後の(?)コンサート(コンセールというのは仏語でコンサートの意らしい)。表参道のブルーノート東京の1stセッションの方でした。

 17:30に行ったら、もう隅っこの席しか残ってませんでした。でも整理番号もらうために早く来るというのも面倒くさくて。。。案内された席がミュージシャンの待機スペースの近くで、出演者がすぐそこにいるのは新鮮でした。

 カヒミカリィUAをゲストボーカルに迎えたセットで、韓 東賢の朝鮮語ナレーションがとても良かった。僕の好きなクリスマスソングもparlaもやってくれたので、かなり満足でした。

 「アルバムを出して1年が経ちました。世界がこんなに変わったのに、僕はなにも変わってません。或いは、世界はなにも変わらなかったのに、僕はこんなに変わってしまった。」

 という出だしをはじめ、相変わらず面白いMCでした。

 やっぱJAZZはいいジャズクラブで聞くべきだというのも実感した。ご飯食べながら、お酒飲みながら聞く音楽はすごく楽しいです。ブルーノート東京やモーションブルー横浜、六本木スイートベイジルはまた行きたいと思うハコです。

 それに比べ、新宿ピットインは狭すぎだったし、代官山UNITに至っては場違いとしかいいようがない感じだった。ただ、この手のジャズクラブはお値段が高めだし、ひとりで行っても手持ちぶさたになるので、誰かいっしょに行ってくれる人を探すのがちょっと大変なんですが。。。

 そして、会場で購入した「南米のエリザベス・テイラー」をいま聞いてます。サイン付きです(笑)。サイン自体はどうでも良かった(笑)のですが、いちどお話ししてみたかったのと、エンジェルを嗅いでみたかったので。

 ベースの菊地雅晃が待機スペースに戻ってくるたびに忙しそうに(そして、うるさく)タバコを吸ってたのがうざかったのを除けば、とても良いコンサートでした。

 で、UAの肢体に見とれて思わず撮ってしまった。