新書「過疎ビジネス」を読んだ。とても面白かった。タイトルから雑誌の特集記事のような短編集的なものを想像してたら違った。人口8千人を切る福島県の国見町を舞台にした首長、職員、議会、巨大企業のDMM、地方新聞社の河北新報と、多岐にわたる関係者が絡んだ複雑な汚職事件を総括した壮大な話だった。
ほんとに複雑な話なのに、非常に読みやすく、その内容に圧倒された。悪い奴らはきちんと出てくるが、勧善懲悪なストーリーではなく、地方の過疎問題やマスコミの報道姿勢への自己批判もきちんと書かれていて、その中でも希望の持てる話と権力やお金に固執する人たちの話が描かれていて、エンタメ作品並みに楽しく読めた。
これこのままNetflixとかで映画かドラマにしたら面白そうなくらい壮大なストーリーで、TBSの日曜劇場とか行けそうな気がするが、日本だと地味すぎて厳しいかなぁ。。。米国はこういう事件をドラマにするのがうまいんだよなぁ、、、。
