「ユニクロ」

ユニクロを題材にしたノンフィクション「ユニクロ」を読んだ。とても面白かった。ユニクロの成功と失敗の歴史が読みやすく面白く書かれていて楽しめた。

柳井さんが他の創業者みたいと違って、20代はただのボンボンで、無気力青年だったという話が意外だった。

ユニクロの破壊と成長の物語で凄いのだが、これ読んで、社員が苦しんで得た成長の果実を、何もしてない柳井正の長男と次男が大株主取締役となってキャピタルゲインインカムゲインを総取りしていくのは、資本主義の歪さの極致だなと思った。