住宅ジャーナリストによる新書「マンションは日本人を幸せにするか」を読んだ。
エッセイというかコラムとしては面白いが、新書としてはイマイチ。
昨日読んだ「老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路」に比べると、データによる仮説の検証とか政策の提案とかはなくて、「タワーマンションは健康に悪い」とかを雑な論理で展開しているが、マンションエッセイ集として読む分には読みやすくて良いのかもしれない。
「「マンションは10年で買い替えなさい」という人もいるが一般人にはアクロバティックすぎる」というのはその通りだと思った。