「それでもボクはやってない」

周防監督映画「それでもボクはやってない」を見た。
面白かった。
見たのは三回目だけど、内容の濃い映画だった。
日本の刑事裁判、痴漢事件、冤罪事件、代用監獄と言った刑事司法の矛盾点を上質なエンターテイメントに仕上げた作品だ。
加瀬亮は、アウトレイジのキレキレヤクザ演技とのギャップが凄まじい。
学校の授業で学ぶ前に、この映画を見ておくと、刑事訴訟法の運用の課題を具体的にイメージできる気がする。
☆☆☆☆★