菊地成孔のおすすめアルバムまとめ

はじめに

菊地さんのラジオを聞いて、「菊地成孔の音楽を聴いてみたい」と思っても、菊地さんの音楽は多岐にわたっていて枚数も多いため、どれから聞いていいか判らないかも知れません。

そんな方に向けて、オススメのアルバムを3枚挙げてみます。DCPRGの「アイアンマウンテン報告」、SPANK HAPPYの「Computer House of Mode」、ペペトルメントアスカラールの「南米のエリザベス・テイラー」の3枚です。

この3枚のオススメポイントについて説明します。

「アイアンマウンテン報告」

まずはこれ、DCPRGの1stアルバム「アイアンマウンテン報告」(REPORT FROM IRON MOUNTAIN)。

このアルバムは、「あまちゃん」の音楽で一躍時の人となった大友良英が在籍していた時代に作られたアルバムですが、今もバンドの定番となっている曲が揃ってます。

菊地成孔のエレクトリックサウンドの真髄です。とにかく聞いてて楽しいアルバム。2期より1期の1stの方が聞きやすいので、手初めに聞くならこっちがオススメです。

特に、DCPRGのライブで最も盛り上がる曲「4. Circle/Line〜Hard Core Peace 」を聞くと、ライブに行きたくなると思います。

「Computer House of Mode」

次にオススメなのが、菊地さんのボーカルトラックが満載のポップアルバム、岩澤瞳さんとのデュオ「スパンクハッピー」の1stアルバム「Computer House of Mode」です。

TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」で流れるザウンドインダストリーのCMに使われているSEの元ネタは、スパンクハッピーの「ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺」という曲で、このアルバムに収録してあるので、ラジオファンも取っつきやすいアルバムです。

このアルバムは、菊地成孔の作品で最もポップなアルバムです。

「南米のエリザベス・テイラー

最後の一枚は、ラテンジャズのアルバム「南米のエリザベス・テイラー」。

菊地成孔によるラテンジャズのアルバム。ペペトルメントアスカラールというバンドはこのアルバムの曲をライブで演奏するために作られたバンドですが、菊地成孔のジャズ系アルバムの中ではとても楽しいアルバムです。

カヒミカリィをボーカルに迎えた「The Look Of Love」もいいですが、ライブの締めに演奏されることが多い「ルペ・べレスの葬儀」は何度聞いてもいい曲です。

このアルバムは、菊地成孔のジャズアルバムの中でもキャッチーで聞きやすく、またライブでやる曲も多いので、「菊地成孔のジャズ」を聞いてみたい方にオススメです。

まとめ

3枚のうち、どれを最初に買えばいいか迷ったら、今の菊地サウンドに通じる音楽が楽しめて、ボーカルトラックや定番曲が詰まった「南米のエリザベステイラー」が一番オススメです。

このアルバムはAmazon Musicにもあるので、手軽に聴けます。

これを聞いて、菊地さんのジャズクラブ公演を見に行くと、とても楽しめると思いますので、アルバムを聴いて良かったら、ライブも見に行ってみて下さい。