「聖女の救済」を読んだ。東野圭吾のガリレオ先生シリーズ最新作。短編集と同時刊行。
面白かった。子供を産めない妻は必要ないと言う夫が妻に殺される話。問題はどうやって殺したか。トリックを軸にした本格色の強いハウダニットでストーリーが少し薄めだったけど、圧倒的なリーダビリティはいつもの通りで、このレベルの作品を量産し続けるのはほんとすごい。
僕はドラマほとんど見てないんですが、こんな僕でもガリレオ先生と内海薫との会話は福山と柴咲コウの会話にしか見えずに困った。恐るべしドラマ。さらに作中に福山雅治という歌手の曲が登場するシーンがあって吹いた。東野圭吾がこういうことをするのは珍しい。
これ読み終わったらid:hase0831さんにあげようかと思ってたんだけど、昨日来るならそれまでに読んでおけばよかった。まーまた ノシ
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