反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)posted with amazlet at 10.11.26
「反貧困」読んだ。現代日本の貧困問題について現状分析したもので、理解できても総じて話がピンと来ないので何とも言いづらい。うまく言えないが「ルポ貧困大国アメリカ(堤 未果)」の方が臨場感が伝わってきた気がする。
この本を読んでいちばん考えたのが、日本の富の根源とは何かということ。そしてそれに自分は貢献しているのかということ。日本自体がじり貧になったら「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法第25条)どころじゃなくなるから。