ジャズバンド「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の最後の公演が渋谷Bunkamuraのオーチャードホールであったので見てきました。(1FのシアターコクーンではNODA・MAPの「キル」をやってて思わずそっちに入ってしまいそうになりましたが。)
このバンドは菊地成孔の2ndアルバム「南米のエリザベス・テーラー」を演奏するために組まれたバンドで、今回の公演でひとまずこのバンドは終了とのこと。ハープとバンドネオンとサックス、ピアノ、バイオリン、パーカッションなど合計11名の大所帯が奏でる賑やかな感じがすごい好きでした。
演奏はもう円熟の域に達していて、菊地先生が風邪さえ引いていなければ、もっといい演奏ができるのになぁとか思いつつ、ウトウトしながら聴いてました。あー、もうこの「ルぺ・ぺレスの葬儀」が聴けなくなるのか。とか、You don't know what love is.はいい曲だけど菊地先生は歌わずにサックス吹いてる方がいい。とかありましたが、、、。
今回の公演は二幕あって幕間に「このバンドにあったワインとシャンパンをご用意しましたので是非ご賞味下さい」という趣向があって、選ばれたのが赤ワインのタンクレディ。苦め。
で、いま会場で先行発売されてた新バンドによるニューアルバム「The revolution will not be computerized」(サインしてもらいました・笑)を聴きながらこれ書いてるんですが、なんかスゴイ音が鳴ってる。。。やっぱおもしれーよ、このオッサン。
写真はそのタンクレディ。