「世界の終わり、あるいは始まり」

受け入れがたい結末を指し示す揺るぎない証拠を目の前にした時に、どうしたらその結末から逃れられるかというユニークなテーマを題材にしたミステリ。

読み終わってみれば、たしかに、世界の終わり、あるいは始まり。

人はここまで妄想を膨らませられるのか、という風に楽しむという手もある。