「ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから」

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映画「ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから」を見た。面白かった。ちょっと詩的すぎるところが気になったけど、ギリギリ地に足がついたとストーリーに踏み止まっているところが良かった。(ハサウェイがずっと詩的なままで飽きてしまうのと違って。)

あと話の中で所々分かりづらいところが気になった。ポールとイケメンの区別が着かなかったり、ポールの家が目の前というのも解説読むまで分からなかった、アスターの気持ちもよく分からないし、エリーが駅の仕事やってるのもわかりづらいなどなど、ちょっとわかりづらい箇所が沢山あった。

が、総じて、ロサンゼルスやニューヨークの金持ち高校生の映画より面白い、アメリカの田舎町の今どきのティーンエイジヤーの青春ラブストーリーで、楽しめた。

日本のティーン向け青春ラブストーリーが見るに堪えないのに比べると、脚本も絵も役者もさすがハリウッドという感じだった。アメリカの田舎は絵になる。

Netflix映画だが、こういうハーフ・オブ・イットのような映画は、ちょっと前まで渋谷のミニシアターが主戦場だったような映画だよなぁ。。。

「プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」

「プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」を読んだ。可もなく不可もなく。よくまとまっているが、これを読んで納得できる人は十分経験がある気がする(能力はさておき)し、経験がない人がこれを読んでも抽象的なべき論が多くて、「ふーん」で終わりそう。そんな本だった。

プロジェクト管理の話を一冊のある程度読みやすい本にまとめるなら、これが限界な気がする。個人的には、実際の会社や個人名を使った現実のプロジェクトを例にした、ケーススタディが盛り込まれた本が読みたいが、無理だろうなぁ。。。

「ハケンアニメ!」

映画「ハケンアニメ!」を見た。意外にやや面白かった。プロデューサーが面白いキャラだったな。今どきのニッポンのアニメ制作の具体的な道具具合が分かって面白かった。

ハケンアニメの良かったところは、ドラマや映画のよくある「イケメン俳優や美人女優がモテない役を演じてて不自然」というのをせず、「ちょっと可愛い監督」というのを作品の宣伝に使おうとしてるのは良かった。

あとはこういうお仕事映画はドキュメンタリーには敵わない、、、かなぁ。。。庵野監督や宮崎監督のプロフェッショナル、「ガンダム誕生秘話」や「ピクサー・ストーリー」のほうが面白かったような気がする。

128分もあったので、ちょっと長い。

昨日「騙し絵の牙」と「ハケンアニメ!」を見たんだが、どちらもそこそこ面白かったのだが、どちらも屋上シーンが気になった。ニッポンのドラマや映画は屋上シーンが多すぎる。そして問題は私たちは普通オフィスビルの屋上なんてに行かないし行けないので違和感があり過ぎるのだ。

「騙し絵の牙」

映画「騙し絵の牙」を見た。やや面白かったが、最後に屋上シーンか、、、。日本のドラマや映画はすぐ屋上に行く病気なんとかならないのか。

2時間ドラマにしては面白いけど、映画としてはちょっと弱いかなぁ。。。大泉さんはさすが面白い演技だった。

「閃光のハサウェイ」

閃光のハサウェイ」を見た。やや面白かった。絵が凄いが、脚本が哲学的な台詞みたいな言い回しのオンパレードでシンドイ。あとポリゴンのカメラワークが若干安っぽい。最後のモビルスーツバトルは圧巻だった。ストーリーはちょっと判りにくかったかな。

「ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-」

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映画「ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-」を見た。イマイチだったな。金融犯罪は絵にならないので、どうしても地味になる。それを回避するためにケレン味たっぷりに演出してみたものの、あまり盛り上がりもないよく分からない話になってしまった感じ。

「ヘロイン×ヒロイン」

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短編映画「ヘロイン×ヒロイン」を見た。可もなく不可もなく。薬物汚染された町の話で、悲惨な話なのだが、なんかニュース番組の特集レベルという感じだった。

39分なので、短編ドキュメンタリー映画というよりドキュメンタリー番組と言った方がいいかもしれない。米国というとなんか自由で素晴らしい国みたいなイメージもあるが、やはりこれこそアメリカって感じの内容だった。