「不思議の国のグプタ - 飛行機は、今日も遅れる」

不思議の国のグプタ

不思議の国のグプタ

TOEICの試験問題の中に広がる世界を描いた小説「不思議の国のグプタ - 飛行機は、今日も遅れる」を読みました。

可もなく不可もなく。

清涼院流水作ということで小説としては読みやすかったが、もうちょっとミステリ寄りかと思ったらそれほどでもなかった。

全体的にどっちつかずで中途半端というか、TOEIC世界のあるあるネタに吹っ切るか、ミステリに吹っ切るかどっちかが良かったような。

あと、TOEIC世界の箱庭的ストーリーは、箱庭に登場する監視員とかドラマ「ウエストワールド」みたいだと思った。