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「人魚の眠る家」

東野圭吾の小説「人魚の眠る家」を読んだ。
面白かった。
脳死と臓器移植について、ドナーとなる少女の周りの人間の苦悩を描いた作品で、ミステリ要素はほとんどない。
最後、母親が変に説明口調になる点を除けば、最初から最後まで楽しく読めました。
こういう社会問題をエンターテインメント小説にするのが非常に上手で、ドナーの家族や親戚、医療関係者や脳の研究者、教育者といった視点から、人間関係を淡々と描いていて、読みやすくて面白く、社会問題に興味を抱かせるという三拍子そろった小説でした。