「元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略」

タカラヅカを経営という観点から解説した新書「タカラヅカの経営戦略」読んだ。
面白かった。
企業としての利益の最大化、特に主催者となる興行権の重要性について説明していて、そういうのをショービジネスの経営者が説明するというのは珍しかったので、面白かった。
エンターテインメント企業なので、ショーをファンが楽しめることが大事なのは当然として、阪急電鉄の子会社としての立場からタカラヅカというエンターテインメント企業を経営し続けるためのピースをひとつひとつ丁寧に説明していたところが良かった。
割と経営情報寄りの話が多く、実際のタカラヅカを運営していく上でのエピソードがもうちょっとあるとより楽しめたかと思います。
あとAKB48のシステムとの比較も書いてあったが、別に一章さくほどのものでもないような気がした。