「ジョナサン・アイブ」

今をときめくアップルのデザイナーを追ったノンフィクション「ジョナサン・アイブ」を読んだ。
面白かった。
アップルのデザインがどのようにしてできるか、特にiPhoneという複雑なデバイスがいかにして作られたかを時系列に説明してあって面白かった。
デザイナーであるジョナサンの生い立ちやこだわりを取材から浮かびあがらせているが、アップルという秘密主義の会社の核心部分について書くのは大変だったろうなぁ。。。と思った。
惜しむらくは、写真が少ないところ。デザインを文字でいくら説明されても写真がないとよくわからん。
あとはやはり本人公認の自伝ではないため、先日読んだエドキャットムル(ピクサーCEO)やコリンパウエル(元米国国務長官)の自伝のレベルには達していないという感じだった。
でもアップルの製品の企画・設計・デザインを割とよく説明してあって面白かった。