「安倍官邸の正体」

新書「安倍官邸の正体」を読んだ。
面白かった。
安倍官邸のイメージがちょっと変わった。思ったより国民のことを考えてくれている気がした。
この本で面白かった話は、管義偉がすごい芸達者な政治家だという話と、財務省のキャリア官僚はやっぱりクズだったという話。
官房長官は他の自民党のおぼっちゃんお嬢ちゃんな二世政治家と違いたたき上げの政治家で、そのキレの良さと粘り強さで安倍政権の要だという話が面白かった。
また、安倍さんは消費税8%増税、10%は延期増税とか言ってて、解散は財務官僚と財務省族議員を牽制するためみたいな話があって、財務官僚に丸め込まれているイメージがなきにしもあらずだったのだが、これを読んで割と財務官僚と戦っているぽかった。
財務省のキャリア官僚は省益しか考えてないクズばっかだが、予算権が強大でしかもズル賢いので手が付けられないけど、それにも負けずに安倍官邸は頑張ってるという話が書かれていた。
それに引き替え、野田佳彦前首相は完全に財務官僚に丸め込まれたバカだという話も見たまんまだ。