「シュガー・ラッシュ」

ディズニー映画「シュガー・ラッシュ」を見た。
前半は退屈だが、後半が面白い、全体としてまぁまぁ面白かった。
前半は、絵は綺麗なんだが、ストーリーが普通かなぁ。。。トイストーリーのビデオゲーム版みたいなストーリーで、レース展開でちょっとよくある話というか、ひねりがない。
トイストーリーと大きく違うところは、トイストーリーが「持ち主である子供を喜ばすことが使命」というストーリーに対して、シュガーラッシュの登場人物はみんな自己中なところが気になった。
後半から、面白くなってきた。前半は退屈だが、後半の展開が面白い。
後半、本当の悪役と戦う展開なってから、前半に貼っていた伏線がきちんと収束していくところは面白かった。
設定に対する不満として、ゲームの悪役がバックヤードでも虐げられているという設定の部分が面白くない。悪役は主人公と同じくらい重要なんだから、映画やドラマと同様、バックヤードではいい悪役はいい待遇である方が面白い。
もしここでストーリーを作るなら、たとえば「バックヤードでは待遇はいいけど、子供のプレーヤーから憎まれてしまうところに不満を持つ悪役キャラ」みたいなストーリーにした方が面白いと思いました。

関係ないけど、この映画で一番びっくりしたのはエンディングで、シュガーラッシュのエンディングテーマが、香港ディズニーランドの「ペイント・ザ・ナイト・パレード」のテーマソングだったというところ。この曲ってパレードオリジナルの曲かと思ってた。


Owl City - When Can I See You Again? (From Wreck ...

香港ディズニーで使われたのはこの曲の広東語アレンジバージョンなんですが、パレードを見て以来この曲がとても気に入っていたので、元となる曲があったのを知ってびっくりしました。