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情報処理試験 高度午前1・2の試験対策

情報処理

はじめに

本エントリでは、情報処理技術者試験の高度試験区分の午前1・2を最小限の勉強で突破する勉強法について説明します。

私が、短期間の勉強で合格点を取った午前1の勉強法と、各高度試験の午前2対策をまとめました。

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午前1対策

午前1は範囲が広くてきちんと勉強しようとすると時間がかかってしまいますが、高度試験はとにかく午後が全てなので、午前1は最小限の勉強で突破する必要があります。

最小限に突破するための必要なのものは、「過去問+専用参考書」です。

早めに対策しても忘れてしまうので、短期決戦で突破するために試験日の二週間前から始めます。

以下、詳しく説明します。

午前1過去問

まずは、午前1の過去問3回(全90問)分解きます。

ここで解いた問題と同じ問題がそのまま出ます。

私は午前1・2の過去問はいつもこちらのサイトで解いています。

情報処理技術者試験の勉強をやり直し
http://itsiken.com/s/

過去問90問を正解するまでひたすら解き続けて下さい。

最悪、正解の肢だけ覚えて終わりにしても大丈夫です。同じ問題がそのまま出ますから。

そして次に専用参考書「ポケスタ」をやります。

午前1参考書

午前1を最小限の労力と時間で突破するためのツールが「ポケスタ」です。

このポケスタ、第一版の頃から愛用してるのですが、今回第二版を買い直したら、結構分厚くなっててびっくりしました。

この本は分厚いので、午前1のために全部やろうとすると、ちょっと時間が足りません。
午前1でやるのは、前半だけでいいです。

具体的には、「第1章 基礎理論」「第2章 コンピュータシステム」「第3章 技術要素」「第4章 開発技術」の4章+速効サプリを読んでおけば、午前1は十分合格点取れます。

後半は午前2で分野を絞ってやりますので、午前1用には前半4章だけでいいです。

速効サプリ

ポケスタの巻末には「速効サプリ」というアンチョコが載っています。

これは午前試験で問われる頻出知識をQ&A形式で整理したものです。

大学受験では「頻出順」に覚えるというのは普通の勉強法ですが、情報処理試験の勉強法もようやく追いついたという感じです。

速効サプリ午前2でも使えますので試験当日の朝まで隙間時間を使って読み込みます。

午前1対策まとめ

午前1のための勉強としては、以下の3つの作業を実施します。

  1. 過去問3回分(90問)を暗記する
  2. ポケスタの前半4分野の問題を正解するまで解く
  3. ポケスタの前半4分野の速効サプリを読み込む

午前2対策

午前2対策も基本は「過去問+参考書」です。

午前1と同じように、過去問を暗記して、重点分野についてポケスタで補足するという勉強法です。

高度午前2には、重点分野、一般分野、出題されない分野とあるので、重点分野を把握するのが必須です。

午前試験試験区分別出題分野一覧表(PDF)
http://www.ipa.go.jp/files/000035104.pdf

この表は午前の勉強をするときは必須です。

この受験分野の◎4となっている分野を重点的に勉強すれば効率的に勉強できます。

以下、私が午前対策を実践して突破した勉強法を、試験区分別に説明します。

情報セキュリティスペシャリスト

情報セキュリティスペシャリストの重点分野は、「ネットワーク」と「セキュリティ」なのですが、午前2の出題傾向がこの二分野に集中しています。

そこでちょっと変則的な対策になるのですが、ネットワークスペシャリスト試験と情報セキュリティスペシャリストの午前2の過去問2年分を暗記するという対策が有効です。

具体的には、情報セキュリティスペシャリスト試験午前2の過去問2年分(SCは春と秋両方あるので、全100問)+ネットワークスペシャリスト試験午前2の過去問2年分(全50問)、合計150問を正解するまで解き続けてください。

本番でも全く同じ問題が出るので、確実に正解の肢を選べるようにしておいて下さい。

150問全部覚えれば合格点は確実です。

余力があったらポケスタ午前の「ネットワーク」と「セキュリティ」の問題と速効サプリを読み込めば、午前2突破は確実です。

データベーススペシャリスト

データベーススペシャリストは重点分野が「データベース」しかありません。

しかも出題傾向も「データベース」だけに偏っているので、過去問をやれば午前2を突破できます。

具体的には、データベーススペシャリスト試験午前2の過去問4年分(全100問)を正解するまで解き続けて下さい。

余力があったらポケスタDBの「チャンス問題」を覚えれば20/25取れます。

チャンス問題は、過去のDB午前試験で使い回されてる頻出問題を整理した問題です。これやるだけで5点上がります。

システムアーキテクト

システムアーキテクトの重点分野は「システム開発技術」と「システム企画」です。

この2つの分野をポケスタでさらっと流して、過去問を4年分(全100問)を正解するまで解き続けて下さい。

最期に速効サプリを読み込めば、午前2で合格点を取れます。

プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャの重点分野は「プロジェクトマネジメント」しかありません。

プロジェクトマネージャ試験には「みよちゃん本」という強力な参考書があるのでそちらをメインにやって、午前2対策は過去問を補完的にやれば突破できます。

具体的には、プロジェクトマネージャ試験午前2の過去問4年分(全100問)を正解するまで解き続けて下さい。

そして、ポケスタのプロジェクトマネジメント分野の問題と速効サプリを読み込みめば、午前2で合格点を取れます。

ITストラテジスト

ITストラテジストの重点分野は「システム戦略」「システム企画」「経営戦略マネジメント」「ビジネスインダストリ」「企業活動」です。

重点分野の数は5つと多いのですが、マネジメント系の分野は勉強すべき問題の絶対数が少ないので、ポケスタでこの5つの重点分野の問題を暗記しておけば、同じ問題がそのまま出る確率が高いです。

あとは午前2の過去問を4年分(全100問)を正解するまで解き続けて下さい。

重箱の隅をつつくような変な問題ばかりなので、体系的に勉強するより、過去問を選択肢ごと暗記する方が早いです。

システム監査技術者

システム監査技術者の重点分野は「システム監査」しかありません。

ただシステム監査試験の問題は午後も含めて非常に独特なので、午後向けに体系的に勉強する中で

午前の問題を解いて、システム監査独特の考え方を身につける方が効率的です。

具体的には、「情報処理教科書 システム監査技術者」のテキスト部分を読んで、午前問題演習を解くことで、システム監査独特の考え方(システム監査とコントロール)を身につけます。

逆に午前2を突破するだけなら過去問暗記だけでもいいです。

午前2の過去問4年分(全100問)+ポケスタのシステム監査問題を暗記して、速効サプリを読めば、午前2は合格点取れます。

ITサービスマネージャ

ITサービスマネージャの重点分野は「プロジェクトマネジメント」と「サービスマネジメント」です。

午前2の過去問4年分(全100問)+ポケスタの「プロジェクトマネジメント」と「サービスマネジメント」分野の問題を暗記して、速効サプリを読めば、午前2は合格点取れます。

プロジェクトマネージャの過去問とか解く必要はありません。

セキュリティ分野の出題強化について

以上が重点分野を中心にした午前突破対策になりますが、2014年から出題分野を変更すると発表されました。

先日、IPAから「情報処理技術者試験における情報セキュリティ分野の出題を見直しへ」という出題分野の変更に関するニュースが発表さました。

これは全ての試験区分で「セキュリティ」の出題を増やすという公式発表です。

これについてはそんなに気にする必要はないと思われますが、最小限の対策としては、ポケスタの「セキュリティ」の問題と速効サプリを読み込んでおけば十分かと思います。

何度も言いますが、とにかく高度試験は午後が全てなので、午前は最小限の勉強で合格点を取ることが必須なので、あんまりのめり込みすぎないように注意しましょう。