「夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史」

スターウォーズの「旧三部作」の制作過程を追ったドキュメント「夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史」を見てみました。
面白かったです。
ジョージルーカスがスターウォーズを作ったときも、やはり、資金不足、映画会社との折衝、スケジュールの遅れ、それでも実現したい映像との間に悩まされるところは、今も昔も変わらないのだなと思いました。
ただ、ジョージルーカスの凄いところは、一作目の制作と成功後、自分で監督をするのをさっさと止め、二作目以降の監督を別の人に任せ、自分は資金調達と制作総指揮にまわったところが、サラリーマン監督じゃなかった。
それは、何を置いても、資金を出してもらうと必ず内容に口を出されるという、自由を守るために資金を調達するという考え方が現代的だなと思いました。
自分の金で自由に作るというのは、ヱヴァンゲリヲン新劇場版と同じですね。
でもそのためには既存のシステムでまず成功しないと資金も人も集まらないというのは、昔も今も変わらない。
☆☆☆☆★